されど罪人は竜と踊る
著者:浅井ラボ
最終部開宴、怒涛の3か月連続刊行! 聖地アルソークの惨劇から、世界は激闘の時代へと突入していた。公王イチェード率いる後アブソリエル公国は、西方諸国への再征服戦争を開始する。 後公国による謎の一手による、恐るべき速度の侵攻が続く。ガユスとギギナは〈宙界の瞳〉を探るために、所員たちと後公国へと潜入。国境上で起こる、さらなる戦争の予兆。かつて敵対した法院との協力。六大天による反戦争への誘いに〈踊る夜〉の暗躍と、各勢力の思惑が交錯していく。 周辺国を次々と屈服させたイチェードは、ついにアブソリエル帝国復活を宣言。建国式典で血戦の幕が開き、反逆と裏切りが激突。全人類は最悪の開幕を知ることとなる。 4年の歳月をかけて浅井ラボが紡いだ巨大な物語、「されど罪人は竜と踊る」ついにシリーズ最終部の開幕を告げる。 怒涛の3か月連続刊行開始!!
読者のトーク・感想
評価:5点
師が倒れ、恋人が仇に回った後の、何も残っていない状態から始めるのがこのシリーズらしい。ガユスの語りは相変わらず自己弁護と自己嫌悪でぐるぐるしていて読むのに体力がいるんだけど、その濁りごと咒式戦の描写に乗ってくるのが癖になる。十二高弟が名前を巡って集まってくる不穏さと、ギギナがアドゥンガの森に近い町へ向かう私的な因縁を別軸で走らせるバランスもいい。翠の宝玉のくだりで背筋が冷えた
評価:4点
されど罪人は竜と踊るの世界観のユニークさ、改めて読み返すと前巻からの伏線回収だったんですね。細かい描写に気づくたびに鳥肌が立ちます。作者の構成力が光る一冊です。次巻への布石も気になります。
評価:2点
されど罪人は竜と踊るへの愛着はあるのですが、今巻のバトルと日常のバランスはやや物足りなかったです。前巻の盛り上がりに比べると停滞感があります。でもシリーズへの期待は変わらないので次巻に注目します。