少女星間漂流記

著者:東崎惟子

タグ:SF

馬車が銀河を駆けている。馬車を模した宇宙船に乗っているのは、科学者のリドリーと、相棒の内気な用心棒、ワタリ。  環境汚染で住めなくなった地球に代わる安住の星を目指して馬車を走らせるも、二人が訪れるのはいつも風変わりな星ばかり。可愛いうさぎや、ねこや、あざらしのあかちゃんと戯れられる星、自分の望む見た目になれる星に、ほっかほかの温泉が湧く星……あれ、なんだか快適そう? でもそう上手くはいかないのが銀河の厳しいところ。  「次こそ住める星だといいな」二人は今日も、広い宇宙を旅している。 明の星 星の星 子の星 獣の星 脂の星 誘の星 罪の星 奴の星 誤の星 湯の星 待の星 白の星 勲の星 無の星 懐の星 書の星

読者のトーク・感想

評価:4点

ハードSF設定を活かしつつ、少女たちの交流を描くバランスが絶妙。宇宙の孤独感と、二人の絆の対比が美しい。後半の科学考証に基づいたピンチの脱出劇は見応えあり。

評価:4点

SF設定が3巻でさらに深まり、宇宙の広大さと孤独感が際立っています。未知の天体でのサバイバル描写が科学的な視点も交えて描かれており、ハードSF好きも納得の仕上がり。少女たちの絆が極限状態で試される展開は圧巻でした。

評価:4点

宇宙を舞台にした少女たちのサバイバル群像劇。広大な銀河の孤独感と、その中で育まれる少女同士の瑞々しくも危うい関係性が美しい。1巻目にしてかなりハードなSF設定が組まれており、彼女たちが目指す「約束の星」が実在するのか、続きが気になって仕方がありません。