あなたの愛など要りません
著者:冬馬亮
物語は終わっていなかったーー 形ばかりの妻として、ラシェルを娶ったヘンドリック。死んだはずが、謎めいた「白の世界」に囚われた彼は、灰色のローブの男の導きで「水鏡」に映るラシェルたちの人生を否応なく見せつけられる。そこには、ヘンドリックとの出会いを運命だと語るラシェルと、息子ランスロットの温かい触れ合いが。しかし、その光景の裏で、弟キンバリーとの埋めがたい溝や、常に正しさを求められた苦悩が鮮明に蘇る。「あなたの愛など要りません」という拒絶の言葉から、死を迎えるまで映し出された先に何が待っているのか……? シリーズ累計10万部突破の超話題&心揺さぶる感動作、待望の第2弾!
読者のトーク・感想
『あなたの愛など要りません』というタイトルなのに、4巻目はずっとランスロットに溺愛されてるのでもう別の話になってる。今回の敵が絶縁したはずの毒親スタッドと復讐心に燃える義姉イライザで、外から来る脅威じゃなく過去が戻ってくる形なのは筋が通ってる。決着を見てから点は付けたい。
評価:5点
3巻になっても二人の冷戦状態が続くが、単なるシリアスではなく文学的な美しさすら感じる心理描写が素晴らしい。ヒーロー側の執着が徐々に狂気を帯びてくる過程にゾクゾクした。
評価:2点
前作のヒリヒリした緊張感が薄れ、少々ご都合主義的な展開が目立つようになったのが残念. ヒロインの頑なな態度にも納得感が薄く、ヒーローの執着も空回りしている印象. 次巻での巻き返しに期待.