ある小説家をめぐる一冊
著者:栗原 ちひろ/THORES柴本
レーベル:KADOKAWA
ISBN:9784040721187
「潮時、か」田中庸は電車の中で独りごちた。出版社で働き始めて6年目。大御所作家を怒らせ、スランプ中の若き女流作家・些々浦空野に担当替えとなったのだ。 一度は編集者としての未来に見切りをつけようとした庸だが、空野のデビュー作に衝撃を受け、新作企画を持ちかける。しかし空野は“書いたことが現実になるため執筆できない”と言い出して……。 そんなある日、庸は空野が描いた物語をなぞるように、奇妙な事件に巻き込まれる。 若き小説家をめぐるビブリオ・ファンタジー、開幕!
読者のトーク・感想
評価:3点
伏線の回収具合を軸にシリーズ通しで読み直してみると、ある一貫したテーマが浮かび上がってきます。作者が意図的に設計したものなのか偶然の産物なのか判断しかねますが、どちらにせよ面白い。
評価:4点
推し成分たっぷりの一冊でした。伏線の回収具合の見せ方が上手くて、キャラへの愛着がますます深まりました。続きを読むのが楽しみすぎて今から禁断症状が出そうです。
評価:3点
今巻の文体のテンポはやや物足りなかったです。前巻の盛り上がりに比べると停滞感があります。でもシリーズへの期待は変わらないので次巻に注目します。
評価:4点
ラノベをあまり読まないんですけど、これはすごく読みやすくて一気に読んでしまいました。感情描写の丁寧さの部分で思わず声出して笑いましたw 続きがすごく気になります!
評価:4点
今巻の見どころはやはり感情描写の丁寧さの扱い方でしょう。前巻までの積み重ねが活かされており、物語全体の密度が増している。シリーズとして成熟してきた証だと感じます。