あの夏に捧ぐ逢いことば(1)
著者:長山 久竜/jizell
レーベル:KADOKAWA
ISBN:9784049166514
「わたしを連れてってくれませんか。誰もいない、どこか遠くへ」 何かを「願う」ことにトラウマを抱える修也へそう願ったのは、緑色に輝いて、人気youtuberでーーそして、AIの少女・愛岳ユウ。 「逃げ出してきた」と言う彼女に押される形で始まった、夏の逃避行。仄甘い共犯者と駆け抜ける夏は、全てがどうでも良くなるくらい、美しくて。その日々が、修也の心の傷を優しく縫い合わせていく。 しかしある時、ユウが修也の元を訪れた本当の目的を知りーー 「それでも僕は、ユウと一緒にいたいよ」 だから、このことばを捧ぐ たった一ヶ月しかなかった、間違いだらけのあの夏に。
読者のトーク・感想
評価:4点
夏の情景描写が非常に美しく、切ない空気感が漂う. 言葉にできない想いを抱えたキャラたちの葛藤が丁寧に綴られており、ラストの余韻が素晴らしい.