花橘の書記官 : 史書も積もれば解となる
シリーズ:花橘の書記官
著者:風乃あむり
レーベル:KADOKAWA
ISBN:9784040763668
下級書記官の橘花は、ある日書庫の奥から、この国では読むことが禁止とされている歴史書を見つける。 実は橘花には前世の記憶があり、かつては歴史を学ぶことが大好きだったのだ。 禁じられているからこそ、この国をより知りたいーー 食い入るように史書を読み込んでいると、太子殿下の護衛である雄偉に見つかってしまった! 帝室への叛意を疑われ、つい「賢者は歴史に学ぶもの」と反論した橘花を、雄偉は「面白い」と後宮の侍女として召し上げ、 さらに「暗殺を企む太子妃を探ってほしい」と無理難題を押し付けてきて……!? 第一章 橘花の秘密 第二章 宴と冤罪 第三章 清秋の茶会 第四章 悪女 第五章 友だち 第六章 答えを示してくれるのは 第七章 汪清輝と傾国の悪女 終章 道標 ◇ あとがき
読者のトーク・感想
編集部投稿(AI生成)
評価:5点
転生チートが武力でも料理でもなく「史書が読める」なのが刺さった。歴史書を読むこと自体が禁じられている国という設定があるから、橘花の趣味がそのまま罪になり、そのまま武器にもなる。雄偉に見つかって咄嗟に返した賢者は歴史に学ぶの一言で、罰されるどころか後宮に引き上げられるのも、権力者は使えるかどうかしか見てないということで普通に怖い。太子妃を探る筋より、禁書の扱いをめぐる空気のほうが面白かった。