秘密の青春は夜の学校で
著者:雨宮 和希/椎名 くろ
レーベル:小学館
ISBN:9784094532685
私ね、部活後の夜を青春の時間にしたいんだ ひとりぼっちの高校一年生・水瀬修斗に声をかけたのは、成績優秀、運動神経万能、容姿端麗の三拍子揃った完璧な高校二年生・月見楓。 修斗が楓に案内された先には、誰も寄り付かない旧体育倉庫ーー通称・秘密基地。 その中には、三人の男女が寛いでいた。 男子に大人気のアイドル的存在・風宮花音。 自己主張の弱い音楽好きのギャル・荻野美里。 クラスの能天気なムードメーカー・赤澤陽。 修人は関わりのないトップカーストの生徒たちだが、なぜか普段とキャラが違う!? 「やあ同士諸君! 今日も良い夜だね!」 いや待て、月見先輩が一番キャラ変してないか!? 唖然とする修斗に対して、この集まりを『家に帰りたくない同盟』と称した楓は「私たちの仲間にならない?」と手を差し伸べる。 夜の学校を舞台に、秘密を抱える少年少女が繰り広げる青春ラブコメ! 【編集担当からのおすすめ情報】 現在「灰原くんの強くて青春ニューゲーム」シリーズがヒット中、コミカライズも刊行され、アニメ化進行中の雨宮和希の新作青春小説です。 「灰原くん」シリーズと合わせた書店での展開にぴったりのリアル世界設定の学園ラブコメです。
読者のトーク・感想
評価:4点
「昼の自分」と「夜の自分」。その乖離に悩む高校生の心理描写がリアルで刺さった。大きな事件が起きるわけではないけれど、言葉の選び方が美しくて、一気に最後まで読んでしまった。真夜中に一人で読むのをおすすめしたい。
評価:4点
秘密の青春は夜の学校で、最高でした。特に第3章の展開には驚かされました。
評価:4点
夜の校舎という閉鎖空間で交わされる、二人だけの秘密の対話。静謐な空気感と、少しずつ暴かれていくお互いの素顔。ガガガ文庫らしい、少し鋭利で、それでいて繊細な青春の痛みが詰まっている。ラストの月明かりの下での約束は、一生忘れられないくらい綺麗だった。