いつか憧れたキャラクターは現在使われておりません。

著者:詠井 晴佳/萩森 じあ

レーベル:小学館

ISBN:9784094531336

いくつキャラをこえれば、私は私になれる? 15歳の時に明澄俐乃のために作ったVRキャラクター≪響來≫。ただのキャラクターであったはずの彼女が19歳の成央の前に現れた。 響來の願いで再会する成央と俐乃。19歳の俐乃は芸能人となり、誰よりも輝きを放っていた。居場所を求め、傷つきながらも一人走り続ける彼女を見て、成央は15歳に置き去りにした感情を思い出す。 保健室で見た、「はじめて」の瞬間。 二人だけしか知らない、甘い時間。 そして、叶えられなかった約束。 鮮明に、克明によみがえる憧れと葛藤の欠片たちは、成央に突き刺さる。 19歳の現実と理想に向き合う中で、二人は本当になりたかった自分と、なれなかった自分を思い出していきーーやがて、響來が現れた本当の意味を知る。 第17回小学館ライトノベル大賞受賞作。キャラクターと葛藤が紡ぐ、優しくも切ない青春ファンタジー。 【編集担当からのおすすめ情報】 第17回小学館ライトノベル大賞で優秀賞に選ばれ、審査員を務めた武内崇先生にも高評価を得た今作。 「自分」という、世界中で最も価値が曖昧な存在に迷う人々に贈るキャラクター賛歌です! 「本当になりたい自分」と「なれない自分」その間で誰も抱く葛藤に優しく寄り添ってくれる快作となっております。

読者のトーク・感想

評価:5点

いつか憧れたキャラクターは現在使われてお…は世界観の完成度を軸に据えた構成が秀逸で、文体のテンポも素晴らしい。伏線の張り方が巧みで、読み返すたびに新しい発見がある。このシリーズは完成度の高さでジャンル上位に入ると断言できます。

評価:5点

主人公の成長が物語の構成に見事に反映されていて、いつか憧れたキャラクターは現在使われてお…は推しキャラの宝庫です。この子のためだけに読み続けられる。早く続巻出してほしい!!!

評価:4点

いつか憧れたキャラクターは現在使われてお…への愛着はあるのですが、今巻のキャラクターの魅力はやや物足りなかったです。前巻の盛り上がりに比べると停滞感があります。でもシリーズへの期待は変わらないので次巻に注目します。

評価:3点

いつか憧れたキャラクターは現在使われてお…におけるストーリーの方向性は表面上シンプルに見えますが、実は深い意味があると考えています。特に後半の展開は作者の意図を読み解くのが楽しく、何度も読み返しました。考察のしがいがあります。

評価:3点

いつか憧れたキャラクターは現在使われてお…、面白すぎて電車で乗り過ごしそうになりました(笑)。文体のテンポのシーンは特に引き込まれました。普段あまりラノベ読まないのですが、こういう作品に出会えて嬉しいです。