傭兵団の料理番 17

著者:川井昂/四季童子

レーベル:主婦の友社

ISBN:9784074566747

戦場で神殿騎士からアユタを守ったシュリ。その結果、アユタは『理想の相手』であるシュリへ恋心を抱くが、テビス姫との会話がきっかけで、常軌を逸してシュリに執着するようになり、周囲を巻き込むことに。シュリは自分への歪んだ恋心を抑えるために決死の覚悟でアユタを諫めた。一旦は落ち着いたものの、その執着の原因がカグヤが書いた官能小説だったことを知ったコフルイが激怒して小説の朗読会を実施。皆の前で晒し者にされたシュリとアユタとミコトは羞恥心にまみれるが、砦は平穏な日常を取り戻すかに見えた。しかしグランエンドの首都にいるはずのリュウファが突然やってきて、一気に緊迫感に包まれる。

読者のトーク・感想

評価:4点

シリーズを通じて傭兵団の料理番の世界観構築が非常に丁寧で、グルメ描写の丁寧さの描写が他作品と一線を画しています。キャラクターの心理描写も深く、ライトノベルの枠を超えた完成度を感じました。作者の力量が存分に発揮された一冊です。

評価:5点

傭兵団の料理番における食べるシーンの臨場感は表面上シンプルに見えますが、実は深い意味があると考えています。特に後半の展開は作者の意図を読み解くのが楽しく、何度も読み返しました。考察のしがいがあります。

評価:4点

キャラと料理の関係性でのあのシーンの台詞が刺さりすぎて付箋だらけになりました。傭兵団の料理番はキャラの解像度が本当に高い。今期一番推せる作品です!ファンアート描きたくなりました!

評価:5点

クラスメイトの「時間」を買うという歪な関係から始まった二人が、五千円という言い訳なしには会えない距離感。3巻の心理的な詰め寄り方は息が詰まるほど美しかったです。