公務員、中田忍の悪徳(7)
著者:立川 浦々/楝蛙
レーベル:小学館
ISBN:9784094531510
異世界エルフ・河合アリエルの秘密と悪徳 瀬戸内海に浮かぶ謎の孤島『耳島』から帰還した忍たちの関係には、小さくない変化が生じていた。 土壇場で何もできなかった御原環は、己の無力さに挫けかけながらも、アリエルの秘密すら利用して、忍への慕情を届かせんと奮闘する。 アリエルを見殺しにしてでも忍を救いたかった一ノ瀬由奈は、ついに己の心と向き合い、深い絶望にその身を沈める。 ぶつかり合う想いの中心で、何も知らないまま、知らされないままに立ち尽くす、我らが福祉生活課支援第一係長、中田忍。 そして不可侵の秘密を抱え、超越的に暗躍する異世界エルフ、河合アリエル。 平穏を護る欺瞞のヴェールが暴かれたとき、閉じられた優しい世界に、終演の舞台風が吹く。 異界の笛の音に秋鹿が踊る、急転直下の第7巻。 葛藤は、小さな瞬きに呑まれて消える。
読者のトーク・感想
評価:4点
シリーズ全体を通したキャラクターの魅力の変化を追ってみると、公務員、中田忍の悪徳が緻密に計算された構成になっているのがわかります。このレベルの伏線管理ができている作品は珍しい。今後の展開がますます楽しみになりました。
評価:4点
ジャンルの定石を踏まえつつも、公務員、中田忍の悪徳における伏線の回収具合という切り口が差別化に成功しています。プロットの緻密さと読みやすさのバランスが絶妙で、シリーズを重ねるごとに洗練されている印象です。
評価:3点
主人公の成長がストーリーの方向性に見事に反映されていて、公務員、中田忍の悪徳は推しキャラの宝庫です。この子のためだけに読み続けられる。早く続巻出してほしい!!!
評価:4点
ラノベあまり読まないんですけど、公務員、中田忍の悪徳はすごく読みやすくて一気に読んでしまいました。伏線の回収具合の部分で思わず声出して笑いましたw 続きがすごく気になります!
評価:4点
公務員、中田忍の悪徳への愛着はあるのですが、今巻の世界観の完成度はやや物足りなかったです。前巻の盛り上がりに比べると停滞感があります。でもシリーズへの期待は変わらないので次巻に注目します。