生贄妃は天命を占う 黒猫と後宮の仙花

著者:尼野 ゆたか/佐々木 禎子/紫藤 むらさき

レーベル:KADOKAWA

ISBN:9784040748108

「どうしたもんかなぁ」新米占い師・月麗は困っていた。占いが権力者の逆鱗に触れて強制連行。生贄にされるはずが、人違いで神様の妃になるはめに陥ったのだ。 早速皇帝・洪封から命じられ、恋愛運を占ってみるが、結果は「妻に見えず」。偽妃だから当然だ。 それに生贄だとバレたら、月麗は喰われてしまうーー。 怯える姿を尻目に、皇帝は月麗を喰べるつもりもなく、たっぷり溺愛しようと後宮専属の占筮者へと任命した。 だけれど後宮は一癖も二癖もある妃達ばかり。慌てる月麗の前に、モフモフの黒猫が現れて……? 序 「境帝を占い高官に昇る」 第一占 虎の尻尾に気をつけて  第二占 幸せも苦労も噛みしめて  第三占 狐の尻尾は水に濡れ  第四占 問うていいのは一度だけ 第五占 帝位を踏んで、やましくなければ 結 「境帝の心は路行く人も知る所なり」