紅霞後宮物語 第四幕(4)

著者:雪村花菜/桐矢 隆

レーベル:KADOKAWA

ISBN:9784040709369

明慧の葬儀も終わり、無情にも日常が戻ってきた。悲しみの冬が過ぎ、春が訪れようとする頃、文林は一冊の帳簿を小玉に示す。帳簿に不自然に出てくる「維山」という地名。それが鄒王の死、さらには明慧の死につながるものだと見た文林は、現地調査を小玉に託す。  小玉は皇后の行啓として維山に向かい、維山に入ると陳校尉として調査を開始するのだが、街の様子に違和感を感じてーー?  --このままでは終わらせない。終わらせてなるものか。関小玉、伝説に残る覚悟の戦い。