バスタブで暮らす
著者:四季 大雅/柳 すえ
レーベル:小学館
ISBN:9784094531466
22歳女子、実家のバスタブで暮らし始める 「人間は、テンションが高すぎる」-- 磯原めだかは、人とはちょっと違う感性を持つ女の子。 ちいさく生まれてちいさく育ち、欲望らしい欲望もほとんどない。物欲がない、食欲がない、恋愛に興味がない、将来は何者にもなりたくない。できれば二十歳で死にたい……。 オナラばかりする父、二度のがんを克服した母、いたずら好きでクリエイティブな兄、ゆかいな家族に支えられて、それなりに楽しく暮らしてきたけれど、就職のために実家を離れると、事件は起こった。上司のパワハラに耐えかね、心を病み、たった一ヶ月で実家にとんぼ返りしてしまったのだ。 逃げ込むように、こころ落ち着くバスタブのなかで暮らし始めることに。マットレスを敷き、ぬいぐるみを梱包材みたいに詰め、パソコンや小型冷蔵庫、電気ケトルを持ち込み……。さらには防音設備や冷暖房が完備され、バスルームが快適空間へと変貌を遂げていく。 けれど、磯原家もずっとそのままというわけにはいかなくて……。 「このライトノベルがすごい!2023」総合新作部門 第1位『わたしはあなたの涙になりたい』の【四季大雅×柳すえ】のコンビで贈る、笑って泣ける、新しい家族の物語。
読者のトーク・感想
評価:4点
ジャンルの定石を踏まえつつも、バスタブで暮らすにおける伏線の回収具合という切り口が差別化に成功しています。プロットの緻密さと読みやすさのバランスが絶妙で、シリーズを重ねるごとに洗練されている印象です。
評価:3点
バスタブで暮らすへの愛着はあるのですが、今巻のストーリーの方向性はやや物足りなかったです。前巻の盛り上がりに比べると停滞感があります。でもシリーズへの期待は変わらないので次巻に注目します。
評価:4点
キャラクターの魅力でのあのシーンの台詞が刺さりすぎて付箋だらけになりました。バスタブで暮らすはキャラの解像度が本当に高い。今期一番推せる作品です!ファンアート描きたくなりました!
評価:3点
シリーズ全体を通したキャラクターの魅力の変化を追ってみると、バスタブで暮らすが緻密に計算された構成になっているのがわかります。このレベルの伏線管理ができている作品は珍しい。今後の展開がますます楽しみになりました。