義妹生活12
著者:三河 ごーすと/Hiten
レーベル:KADOKAWA
ISBN:9784046842299
沙季の様子がおかしいーー。 どこか機嫌が悪そうで、けれど悠太が大丈夫かと問いかけても笑顔で「大丈夫」と答えるだけ。 秘密。共有されない悩み。 それは「すり合わせ」を良しとする二人の関係では珍しいことで、悠太は沙季の状態を心配する。 以前ならどうすればいいかわからず、適切なコミュニケーションを取れなかったかもしれない。 だが今は一年以上を共に過ごしてきた経験がある。 彼女のことを知り、関係を深めた今だからこそできる支え方もあるはずだと、悠太は沙季のためにできることを実行していく。 悠太の成長と“好き”の感情、はじめての家出、温泉旅行。 置き去りにした過去と対峙し、“兄妹”は大人へと成長するーー。
読者のトーク・感想
評価:4点
大学生になった二人の距離感が、さらに現実的かつ繊細に描かれています。あえてドラマチックな事件を起こさず、日常の積み重ねで関係を深めていく作風が今巻でも見事でした。