黒白の勇者 5

著者:陽山純樹/霜月えいと

レーベル:主婦の友社

ISBN:9784074567119

大臣であったグレンと、邪竜を倒す役目を担う聖剣使いカイーー二人は人類を裏切り、フィスデイル王国に大きな影を落とした。そして彼らと相対したジャレム平原の戦いの後、ユキト達来訪者や王国の人達は二人の穴埋めをすべく奔走した。落ち着きを取り戻したのは一ヶ月後。その間、姿を消したカイの捜索や邪竜の動向などを探っていたが成果は上がらず、また動きもなく停滞していた。ユキトは天神であることを公表したリュシルと共に、次の戦いに備えカイとの戦いに勝利した技法『神降ろし』の鍛錬を進めていた。相棒であるディルと共に能力を使うため検証を進めていた時、ある提案を受けるのだがーーーーーー。

読者のトーク・感想

評価:4点

善と悪、光と闇の二面性を抱える勇者の物語。5巻ではその葛藤がさらに深まり、救いとは何かを問われる重厚な展開でした。主人公が選んだ道は決して楽なものではありませんが、その覚悟が周囲を変えていく様子に心を打たれました。世界観の作り込みが素晴らしいです。

評価:4点

金が全てを決める異世界、という設定が斬新。主人公が100億という莫大な資産(ただし特殊な制約あり)をどう運用して危機を乗り越えるか、経済的な駆け引きが面白かったです。