置き去りにされた花嫁は、辺境騎士の不器用な愛に気づかない(1)
著者:文野 さと/小島 きいち
レーベル:KADOKAWA
ISBN:9784041147061
辺境領主エルランドと14歳で結婚させられた王家の末姫リザ。 しかし式の翌日「必ず迎えに来る」と言い残し、夫は領地に去ってしまう。 迎えのないまま5年。 再び命じられた政略結婚から少年の姿で逃亡したリザを救ったのは、5年ぶりに会うエルランドだった。 彼の目的が自分との離縁だと聞いたリザは、正体を明かさず夫からも逃げ出そうとしてーー。 「全ては言いなりにはならない」 政略に翻弄される、すれ違い夫婦の出した答えとは? 特別な夜に出会い 哀しみをのり越えて なのに今さら やさしくしないで こわくはないから それでも、もう一度 許されるのなら 希望の住む場所へ あとがき
読者のトーク・感想
評価:5点
4巻。物語の転換点。失われたはずの時間が、形を変えて再び交錯する瞬間の叙情性は、古橋先生にしか書けない領域です。絶望の中から希望を見出す二人の強さに、改めてこのシリーズのファンで良かったと感じました。運命を「白紙」から書き直す覚悟に震えます。
評価:5点
泣ける。捨てられたヒロインが騎士に拾われる。不器用な愛が少しずつ心を溶かしていく過程が素晴らしい。