新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VII(7)

著者:支倉 凍砂/文倉 十

レーベル:KADOKAWA

ISBN:9784049140408

死者の乗る船が渡来する港町・ラポネルでの騒動を後にして、コルとミューリは再びラウズボーンへの帰路につく。  教会の不正を糺し、王国との争いを収める決意を新たにするコル。賢狼の娘ミューリはというと、理想の騎士冒険譚を執筆するのに大忙しな様子で。  そして、ラウズボーンへと戻った二人を待っていたのは、ハイランドと教皇庁の書庫管理を務めるカナンだった。カナンは“薄明の枢機卿”コルによる聖典俗語翻訳をさらに世に広めるため、教会が禁じた印刷術の復活を持ち掛ける。  さっそく職人を探すこととなったコルとミューリ。だが、教会から追われる身の職人は協力する代わりに、『心を震わせる物語』を要求してきてーー!?

読者のトーク・感想

評価:5点

ストーリーの引きの描写は単なる演出ではなく、テーマの核心に触れるものだったと後から気づきました。

評価:5点

伏線の張り方と回収のバランスが取れており、伏線の張り方絡みの展開は特に秀逸でした。作者の筆力が光る一冊です。

評価:4点

世界観の設定を深く理解すると、感情描写の深さの場面が別の意味を持ってきます。考察しがいのある作品です。