あやかし乙女の教育係 捨てられた私を迎えにきたのは、一途な妖狐でした(1)

著者:平加多 璃/さらち よみ

レーベル:KADOKAWA

ISBN:9784040762777

高校生の乙女は幼い頃に母を亡くし、祖父に引き取られた。 妖を見て癒やす力のせいで冷遇されながらも、密かに治癒を続ける中、美しい妖狐の青年、狐白が現れる。 やっと会えたとうれしそうな狐白は乙女を祖父の家から解放し、妖が棲まう“妖界”へ誘った。 実は乙女は、亡き妖界の主・大嶽丸の娘で、次の主候補に選ばれたのだ。 突然の展開と、教育係だという狐白の過剰な忠誠に戸惑うけれど、否定されてきた力を望まれて心が動く。 末永く支えると言ってくれた狐白と一緒に主を目指すうちに、乙女は本来の自分を取り戻しーー。 第一話 乙女、妖の主候補となる 第二話 乙女、妖界の洗礼を受ける 第三話 乙女、晩夏の宴に臨む 第四話 乙女、狐白の過去を知る 第五話 乙女、未来へ踏み出す 終章 乙女の願い

読者のトーク・感想

評価:4点

L文庫らしい、丁寧な心情描写と少しの切なさが同居した良作。ヒロインの不遇な生い立ちには涙したが、妖狐様に守られ、少しずつ前向きになっていく姿に勇気をもらえた。ライバルキャラの座敷童も良い味出してる。

評価:5点

孤独な少女があやかしの世界で自分の居場所を見つける物語。教育係の妖狐様が、厳格に見えて実はヒロインに激甘なのが最高に萌える。あやかしの里の描写が幻想的で、情景が目に浮かぶような美麗な文章だった。