晴明の娘 白狐姫、皇太子にみそめられる

著者:天野 頌子

レーベル:ポプラ社

ISBN:9784591188217

時は平安。 安倍晴明の娘にして妖狐の血を引く煌子は、 「白狐姫」として都の妖怪に恐れられていた。 ある日、以前仕えていた承香殿の宮のもとを訪れると、思わぬ闖入者がやって来る。 その少年は宮の弟ーー次期帝である東宮だった。 煌子の活躍を聞いていた東宮は、自分と勝負をするよう命じるが、 あっさり煌子に負かされてしまう。 しかし煌子の強さに感服し、なんと妃になれと迫ってきてーー!? 一方、宮中では新たな事件が動き出していた。 東宮や晴明も巻き込んで、事態は予期せぬ方向に発展していく。 大人気痛快あやかしファンタジー、待望の第3弾! ■著者プロフィール 天野頌子(あまの・しょうこ) 長崎県佐世保市生まれ、東京外国語大学ドイツ語学科卒業。らいとすたっふ小説塾をへて、2005年『警視庁幽霊係』(祥伝社文庫)でデビュー。主な作品に『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』『タマの猫又相談所 花の道は嵐の道』(ともにポプラ文庫ピュアフル)、『マリカと魔法の猫ボンボン』(ポプラキミノベル)、『僕と死神の黒い糸』(講談社タイガ)、『四十九夜のキセキ』(光文社文庫)などがある。

読者のトーク・感想

評価:4点

陰陽師ものの新境地。少女漫画のような繊細な感情描写と、ラノベらしいテンポの良さが合わさっている。白狐の血を引く設定が今後どうドラマを生むのか期待。

評価:4点

あやかし絡みの事件解決パートがしっかり本格的。皇太子が彼女の能力だけでなく、芯の強さを愛しているのが伝わってきて、二人の関係性を応援したくなる。挿絵の和装が非常に麗しいです。

評価:5点

平安ファンタジーとしての時代考証と、皇太子との甘いロマンスの塩梅が最高。晴明の娘というプレッシャーを感じつつも、凛として立ち振る舞うヒロインに好感が持てる。狐の耳が出てしまうシーンが尊い。