精霊幻想記27.祈りの断頭台

著者:北山 結莉/油布京子

レーベル:ホビージャパン

ISBN:9784798639765

震える彼女の決断は、あまりにも切なくてーー 降りしきる冷たい雨の中ーー心細そうに「抱きしめて欲しい」と願い出たクリスティーナの姿に不安を感じざるを得ないリオ。 しかし翌日には普段の冷静で堂々とした態度を取る彼女に、それ以上は強く踏み込むことが出来ずにいた。一方、クリスティーナはリオとの抱擁に勇気を貰ったかのように、揺るがぬ決意を胸に秘めながら自身のすべてを賭した計画を推し進めて……。 「いかなる代価も支払う。本当にその覚悟があるのよね?」 未来を見通す女神が指し示す先は希望か、それともーー!?

読者のトーク・感想

評価:3点

27巻、物語はついに大きな山場へ。リオ(天川春人)が背負う運命の重さが、タイトルの「断頭台」という言葉に集約されている。大切な人たちとの記憶が失われる中で、彼が下した決断に涙が止まらなかった。セリア先生との絆だけが今の救い……次巻が待ちきれない。

評価:4点

かなり重い展開。でも、だからこそリオの強さと孤独が際立つ。アクションシーンの描写も相変わらず精緻で、精霊術のぶつかり合いは迫力満点だった。物語の核心である「神の法」にどう立ち向かうのか、いよいよ目が離せない。