理想のヒモ生活 12

著者:渡辺恒彦/文倉十

レーベル:主婦の友社

ISBN:9784074372287

木造帆船での長く危険な航海の末、遂に『黄金の木の葉号』は北大陸に到着する。フレア姫の判断で、一行は『教会』の影響が比較的弱いという、ポモージエ港へ停泊することとなった。久しぶりの陸での生活に羽を伸ばしていると、買い物に出かけていた侍女のマルグレーテが、路地裏で孤児の少年に声をかけられる。なんでも、善治郎たちと同じ宿に泊まっている、ヤン司祭に言伝を頼みたいのだという。「放っておいたら大変なことになる」という少年の言葉を聞いた善治郎は、ヤン司祭に事の顛末を伝え、宿で共に話を聞くことになる。そこで少年が口にしたのは、なんと「『騎士団』がこの国を攻めてくる」という内容だった。

読者のトーク・感想

評価:5点

伏線の密度が高く、再読するたびに新しい発見があります。テンポの良さに関する描写の意味が最終的に繋がった時の爽快感が素晴らしい。

評価:4点

登場キャラ全員好きになってしまう作品。友情と絆のシーンでは思わず声が出ました。

評価:5点

キャラクターの魅力がダントツです。人間ドラマな展開での各キャラの反応が愛おしくて仕方ない。

評価:4点

一度読んだだけでは気づけない仕掛けが随所にあります。伏線の張り方の描写が実は重要な意味を持っていたとわかった時の快感が良い。

評価:2点

前巻に比べると恋愛要素関連の掘り下げが薄かった印象。ポテンシャルは感じるだけに惜しい。