まじない妃の契約婚 上 偽寵姫は呪いを紐解く(1)
著者:枢 呂紅/とよた 瑣織
レーベル:KADOKAWA
ISBN:9784040763682
国のため冷酷にふるまう若き皇帝・紅焔が求めるのは、お飾りの妃。 対面した名家の箱入り娘・藍玉に愛するつもりはないと告げたそのとき、紅焔を狙う怪異が現れる。 藍玉はそれを見事に祓い、寵愛は全くいらないので、宮中の怪奇事件は自分に任せてほしいと言う。 藍玉は呪いや幽鬼をこよなく愛する風変わりな少女だったのだ。 皇帝に憑く幽鬼、曰くつきの簪。 呪術の知識と持ち前の聡明さで謎に挑む藍玉を、元来世話焼きな紅焔は放っておけない。 振り回されつつも彼女を知るほどに惹かれてしまいーー中華退魔ファンタジー。 ==登場人物== 李 紅焔(り こうえん) 瑞国、二代目の皇帝。 眉目秀麗で、かつては将軍として戦場に身を置いていた。 内外ともに敵が多い国を安定させるため、冷酷であろうとしている。 香 藍玉(こう らんぎょく) 名門・香家の娘で、紅焔のただ一人の妃。 呪術の知識にすぐれ、退魔において天才的な才能を見せる。 なにやら事情があるようで……? プロローグ 一章 呪われた皇帝 二章 霊憑きの髪飾り 三章 ひとつ目の狐 四章 狐姫の弔い婚 彼女が安心できる場所