恋人以上のことを、彼女じゃない君と。(3)
著者:持崎 湯葉/どうしま
レーベル:小学館
ISBN:9784094531497
“恋人”だった、俺たちの物語。 山瀬冬、大学一年生、童貞。四国は香川の高松から上京してきた俺は、新生活が始まった今も悩みを抱えていた。「皆瀬に、どうやって告白すればいいんだろう?」俺は、同じサークルの皆瀬糸が気になっている。別に、一目惚れというわけではない。むしろ初対面の頃は、目立たない子とさえ思っていた。けれど、その微妙にずれた感性や、やけに綺麗な所作が新鮮で、気づけば彼女を目で追うようになっていた。俺は、皆瀬糸に恋い焦がれてしまったのだ。--これは、糸と出会い、付き合い、青春を紡ぐ物語。そして、恋人であることを諦める物語。
読者のトーク・感想
評価:5点
シリーズ全体を通したすれ違いの切なさの変化を追ってみると、恋人以上のことを、彼女じゃない君と。が緻密に計算された構成になっているのがわかります。このレベルの伏線管理ができている作品は珍しい。今後の展開がますます楽しみになりました。
評価:4点
シリーズを通じて恋人以上のことを、彼女じゃない君と。の世界観構築が非常に丁寧で、ラブコメのテンポの描写が他作品と一線を画しています。キャラクターの心理描写も深く、ライトノベルの枠を超えた完成度を感じました。作者の力量が存分に発揮された一冊です。