モブ少女がラスボス魔女を幸せにするまで(1)

著者:鴉 ぴえろ/ちょこ庵

レーベル:KADOKAWA

ISBN:9784040759791

少女は思い出す。ここがゲーム世界であること、自分がモブキャラに転生していたこと、親友がいずれ世界を凍らせる魔女となること、そしてーーラスボスとなり滅ぼされること。 「約束する、私がグレイスを悪い人になんてさせないから」  そんな結末、絶対認めない! 少女・ロゼリカはそう決意し、魔女となる異能を発現してしまった親友・グレイスの手を取る。  彼女を追い詰める家から連れ出し、持てる知識を駆使して運命を否定する。  次第にグレイスの凍てついた心も溶けていきーー 「どんなことになっても後悔しない。ロゼリカが好きだから」  --そうストレートに言われて、私はドキドキしちゃうんだ。

読者のトーク・感想

評価:4点

魔女の圧倒的な力に対する、モブならではの知恵と度胸での立ち回りが面白い。世界を滅ぼすと言われた魔女が、主人公の差し出すお菓子一つで赤面するギャップがたまらない。ハッピーエンドに向けて全力疾走してほしい作品。

評価:5点

百合の皮を被った魂の救済物語。原作知識を持つモブとして、孤独な死を迎えるはずの魔女をあの手この手で「攻略」していく主人公が健気すぎる。魔女の心の氷が少しずつ溶けていく描写が丁寧で、後半の独白シーンではガチで泣けた。