死なない少女の屍体は、ここに。2
著者:築地 俊彦/切符
レーベル:KADOKAWA
ISBN:9784049167603
皇族が住まう宮殿で、元騎士団長テッサに酷似した亡骸が発見された。 しかしレミナを除く騎士団の誰もが、テッサを覚えてはいなかった。 テッサの記憶が神国中から消え去ったなか、レミナはただひとり、その真相を追い始める。 そしてもう一人、テッサのことを覚えている者がいた。 それは、かつて彼女を死の淵へと追い詰めた罪人・シマリク。彼女は協力してもいいと告げるが、その対価として独房からの解放を要求する。 「さあ、テッサのいない世界を、私にも見せて」 --これは英雄を失った世界で生きる、残された罪人の物語。
読者のトーク・感想
評価:5点
死なない少女という設定の「残酷な側面」を、ミステリ的な文脈で解き明かしていく構成が圧巻。筆者の死生観が色濃く反映されており、深く考えさせられました。ラストの引きがずるい。