傭兵団の料理番 19

著者:川井昂/四季童子

レーベル:主婦の友社

ISBN:9784074604630

誘拐されていたシュリは、無事に仲間の元に帰還を果たした。シュリが不在だったため城も厨房も人々も荒廃していたが、平穏な日々を取り戻すべく早速行動を起こすシュリ。まずは厨房を勝手に辞めて街で料理店を開いたミナフェとフィンツェを連れ戻すことに。リルとアドラと共にミナフェの店へと向かったが、城下町の大通りに面した店は行列ができて大繁盛していた。しかし店内を窺うと、そこには街の荒くれ者に「みかじめ料」を強請られているミナフェの姿が。なんとか荒くれ者を退散させて、シュリはミナフェから話を聞くのだが…。

読者のトーク・感想

評価:5点

19巻。戦場という過酷な環境で、限られた食材から心を満たす料理を作る。その「食」の力が、傭兵たちの士気だけでなく、政治的な交渉さえも動かしていく展開は唯一無二。今回は特にパンの製法を巡るエピソードが秀逸でした。