七つの魔剣が支配するIX(9)

著者:宇野 朴人/ミユキ ルリア

レーベル:KADOKAWA

ISBN:9784049142136

決闘リーグがいよいよ終盤へと突入し、激闘を勝ち残った四チームによる決勝戦が幕を開ける。オリバーたちの初戦の相手はヴァロワ隊。リーダーのユルシュル=ヴァロワが操る理解不能のクーツ流が三人を苦しめ、その剣戟はやがて、彼女が抱える異常なまでの憎悪を浮き彫りにしていく。 一方、優勝候補の一角であるアンドリューズ隊とコーンウォリス隊が対戦。アンドリューズとステイシーの熾烈な呪文戦から始まった戦いは序盤から二転三転し、それぞれの想いを乗せたぶつかり合いの果てに、予想外の結末を迎える。 そんな中、珍しく観戦に現れた天文学の教師デメトリオ。教師殺しの犯人を探る哲人の眼差しが、オリバーたちを鋭く見据える──。

読者のトーク・感想

評価:4点

魔剣という概念の扱い方が徹底していて、ピートの行動原理と見事に連動しています。謎に包まれた学校の闇の観点から見ると作者の意図が透けて見えてくる。

評価:5点

設定の独自性という要素が後の展開への布石になっていることに気づいたとき鳥肌が立ちました。作者の意図が読み解けた気がします。

評価:4点

カティを中心に据えた構成が機能しており、魔剣の発動シーンでの判断がその後の展開に効いています。魔剣の設定との整合性も高く評価できます。

評価:5点

キャラクターの心理描写が細かく、感情の動きに説得力があります。異世界設定の要素がストーリーに深みを与えていました。