忘れ草姫の嫁入り(1)
著者:綾坂 キョウ/駒田 ハチ
レーベル:KADOKAWA
ISBN:9784040762852
両親を失ってから、毎朝前日までの記憶を失うようになってしまった紫苑里。 けれど養親の大納言の手回しで見知らぬ男を充てがわれそうになった危機を、偶然救ってくれた口の悪い鬼帝・玲光のことは何故かよく覚えていてーー!? その後図らずも鬼帝への嫁入りの勅を受けた紫苑里は、記憶が戻ったら離縁しよう! と、まずは宮廷の事情を探っていく。 そこで過去に触れた紫苑里は、思わぬ事件に巻き込まれてしまうが……? 記憶を取り戻したい姫×なぜか阻止したい鬼帝の、皇后を目指さない平安逆シンデレラ物語! 第一章 忘れ草の姫君 第二章 おかしな女 第三章 忘れ草の更衣 第四章 笑ってほしい 第五章 醜の醜草 第六章 炎の記憶 終章 約束
読者のトーク・感想
評価:5点
最初は切なくてポロポロ泣きながら読んでたんですが、旦那様が本当に優しくて不器用で、だんだん心を通わせていく二人の姿に心が温かくなりました。ほっこりしたい時に読みたい一冊です!
評価:4点
「忘れ草」という植物の伝承を軸にした、和風嫁入りファンタジー。過酷な生い立ちを持つ主人公が、嫁ぎ先で少しずつ居場所を見つけ、自己肯定感を取り戻していく過程が丁寧に描かれている。ファンタジー要素と人間ドラマのバランスが良い良作。
評価:3点
雰囲気や世界観は綺麗だが、物語の起伏がやや平坦。嫁入り後のトラブルも比較的あっさりと解決してしまうため、もう少しドラマチックな展開や、主人公自身の成長を描くエピソードがあっても良かったように思う。