穿天のセフィロト・シティ

著者:平松 ハルキ/ぽんかん(8)

レーベル:KADOKAWA

ISBN:9784048921916

《世界同時深緑化》により滅びた世界。 天地を貫く《生命樹(セフィロト)》に寄生して生きる、人類に残された命の残量はーー72時間。 72時間の《デッドタイム》--これが地表遙か上空に生きる樹層都市の人間に定められた命の残量だ。 全人類に等しく課せられた絶命へのカウントダウンを断ち、72時間までリセットする唯一の方法ーーそれは《生命樹》から生まれる《罪獣(グリム)》を倒し、その骸に生る"禁断の果実"を口にすること。ただそれだけだった。 デッドタイムの急激な消費と引き換えに、特殊スキルを発動させるデバイス《罪匣》を操り、禁断の果実を収穫する者たち《罪獣狩り(グリムリーパー)》。その一人である如月キサキは、妹のユイハ、相棒のロウナと共に罪獣の領域へ踏み入る。そこで彼らが出会ったのは、命の残量が無限の少女でーー。 それは人類の悲願"72時間の呪いからの解放"を目指す、恐るべき陰謀の幕開けだった。

読者のトーク・感想

評価:5点

伏線の回収具合には多くの示唆が込められている気がします。特定のシーンを繰り返し読むと前の巻との繋がりが見えてきて感動しました。深く読める作品です。

評価:4点

物語の構成の描写が他の同ジャンル作品と一線を画していて、世界観構築の丁寧さに驚きました。キャラクターの心理描写も深く、ライトノベルの枠を超えた完成度を感じます。作者の力量が存分に発揮された一冊です。

評価:2点

シリーズ序盤の緊張感と比べると、今巻の文体のテンポは若干マンネリ感がある。それでも読み続けているのは根本的なキャラと世界観への愛着があるからです。早めに巻き返してほしい。

評価:4点

一話目からぐいぐい引き込まれました。キャラクターの魅力の描き方が上手くて、気持ちがすごく入ります。次巻の発売日を今から指折り数えています!