豚のレバーは加熱しろ(n回目)(9)
著者:逆井 卓馬/遠坂 あさぎ
レーベル:KADOKAWA
ISBN:9784049154382
“あれ”から一年が経とうとしていた。 「豚さんはすっかり、私がいないと生きていけない身体になってしまいましたね」 嬉しそうに言うジェスの手には頑丈な鎖が握られている。 鎖の先にはブヒブヒと鳴く一匹の豚ーーもちろん、俺だ。 豚と美少女、二人の奇妙な共同生活がいま、舞台を変えて再び幕を開ける。 “あれ”から四年後のメステリアでは、かつての旅の仲間たちが奮闘を続ける。 英雄は遂に結婚式を挙げようとしていた。 イノシシはかつての飼い主と再会。 龍族の青年は双子の子守りに明け暮れていた。 世界は刻々と変わっていくが、旅はずっと続いていく。 これはそれをほんの少しだけ切り取った、おまけの一冊だ。
読者のトーク・感想
評価:4点
いよいよ物語も佳境。豚の姿のまま、ここまで壮大なドラマを紡げるとは初期には想像もしていませんでした。ジェスの決意と、豚(主人公)の泥臭い献身が胸を打ちます。完結に向けて目が離せない展開でした。
評価:3点
1巻に引き続き、剣聖のデレっぷりが加速しています。黒髪の乙女の無自覚なアプローチが強すぎて、最強の男が翻弄される様は見ていて微笑ましい。もう少しライバルキャラの掘り下げが欲しかったかも。