朧の花嫁 五(5)

著者:みちふむ/鴉羽 凛燈

レーベル:KADOKAWA

ISBN:9784040762470

■コミカライズが話題の大正純愛物語、第五弾■  横浜領事館への紹介状を奪われ、一時はサーカス団に身を寄せていた清子だったが、サーカス団で仲良くなった人々の協力のおかげで、当初の予定通り領事館でメイドとして働けることに。しかし先に清子のふりをして働いていたチイが領事館の人々を困らせていたため、清子への風当たりは強いものだった。屋敷に入れてもらえず、庭の手入れを言いつけられるが、困難をものともしない姿勢で清子はひたむきに仕事に励む。  そんなある日、領事の幼い息子・ロバートが厳しい教育に耐えかねて逃げ出してくる。清子が思わず彼をかばって仲良くなったことから、清子の処遇も変わりはじめて……。  さらに函館では、清子が横浜にいることをつきとめた朔弥がすぐにでも迎えに行こうと動き始める。横浜と函館、すれ違いから一度は分かたれてしまった二人の道が、遂に重なるーー!  巻末には番外編として結婚後の二人を描いた書き下ろし短編二編を収録。  政略結婚から始まった至高の純愛物語、大人気シリーズ第五弾! ■□■□■□■□■□■□■□■□ 登場人物 伊地知清子(いちじ・きよこ)……名家の娘だが、痣のせいで蔑まれてきた。人の真心を見る聡明さがあり、時に朔弥も驚かせる。 岩倉朔弥(いわくら・さくや)……長身で圧倒的な商才をもつ美貌の青年。だが目が不自由で少々ひねくれ者。清子に惹かれ……。 岩倉哲嗣(いわくら・てつし)……朔弥の弟。兄を慕っており、最初は清子を疎んじるが、窮地を救われたことで徐々に心を許していき……。 近藤正孝(こんどう・まさたか)……朔弥の付き人であり親友。優秀な秘書だが、朔弥をはじめ岩倉家には振り回されがち。 第五章 君のために 一 馬小屋の娘 二 茨の道 三 拝啓、函館様 四 晩秋 五 横浜の心 六 再会 七 幸せの花嫁 番外編 花嫁衣裳 手料理を君に

読者のトーク・感想

評価:3点

世界観の作り込みや神様のルールの描き方が本当に丁寧。ただ、今回のエピソードは新キャラの名前が似ていて少し混乱してしまった部分もありました。

評価:4点

これまでの細かな伏線がどんどん繋がっていくカタルシスが素晴らしい。特に終盤の朧のあのセリフは鳥肌が立ちました。和風ファンタジー好きには絶対に読んでほしいシリーズ。

評価:5点

妖狐の里での試練編。戦闘アクションシーンの描写が美しく、情景が目に浮かぶよう。二人の距離感がかなり近くなっていて、終執ニヤニヤさせられました。

評価:5点

5巻まで来ても全く色褪せない和風あやかし婚姻譚。朧と主人公の絆がさらに深まり、今回は主人公の出生の秘密に大きく関わるエピソードで読み応え抜群でした。