妹は呪われし人形姫 人間を恐れる兄は、妹の呪いを解くため立ち上がる(1)
著者:雨谷 夏木/にもし
レーベル:KADOKAWA
ISBN:9784046843395
人形には悪魔や呪いが潜むと忌避される世界。人形と意思疎通できる少年ジンは、両親を殺されてから人間に対し壁を作っていた。「もう、兄さん、人形だけじゃなく私にも構ってよ」周囲から気味悪がられる中、共に暮らす妹アインだけはジンの味方だった。ある日、ジンは人形に封じられていた悪魔と契約し『両親の蘇生』を試みる。家族が戻れば妹に迷惑をかけずにすむ──しかし願いは叶わず、その上悪魔は代償としてアインの体を半分人形に変えて逃げ去ってしまう。「意外に悪くないかも。喋るの久々だね」「悪魔と話して無事って、兄さん凄くない?」アインの体を取り戻すため、ジンは悪魔を追うため立ちあがる。
読者のトーク・感想
評価:4点
人形のように美しいが呪いによって感情を失った妹と、彼女を守るために世界に挑む兄。ゴシックで少しダークな雰囲気が魅力的です。兄の献身的な姿と、時折見せる妹の微かな変化に胸が締め付けられます。呪いの正体に関する伏線が散りばめられており、続きが非常に気になります。