狼と香辛料

著者:支倉 凍砂/文倉 十

レーベル:KADOKAWA

ISBN:9784048669313

行商人のロレンスは、馬車の荷台で麦の束に埋もれて眠る少女を見つける。  少女は狼の耳と尾を持つ美しい娘で、自らを豊作を司る神・ホロと名乗った。  「わっちは神と呼ばれたがよ。わっちゃあ、ホロ以外の何者でもない」   まるで経験を積んだ大人のような話し方で、ロレンスを巧みに翻弄する少女。 「お前は、本当に神なのか?」   最初は半信半疑だったロレンスも、やがてホロが旅に同行することを承諾する。  そんなふたりの旅に、思いがけない儲け話が舞い込んでくる。  近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。  疑いながらも、ロレンスはその儲け話に乗るのだが……。