龍の翼の旅路で(2)

著者:大雪 八重/やつは

レーベル:小学館

ISBN:9784094532791

偽りの冒険に、真実を求めて。 『天龍の巫女』--それは人々に神託を授け、大陸戦争で人類を勝利に導いた人類軍の象徴。その天龍の巫女が何者かに攫われてしまう。ヴォルクは元勇者パーティの一人、キュウゾウからの緊急依頼を受けて旅立つが、予想だにしなかった敵の正体で窮地に陥り……。 一方、ヴォルクからの忠告を無視してトネリコと地図作りの旅へ出たフィーネは、魔脈異常を起こす平原を見つける。原因を突き止めるため、フィーネは不可侵の危険地帯・魔族領へと足を踏み入れてしまい……。 真実を求める2つの冒険は、やがてひとつの「偽り」へと辿りつく。 「次」を求める者達の戦後ファンタジー、第二幕。

読者のトーク・感想

評価:4点

世界の美しい情景描写が多くて、本当に一緒に旅をしているような感覚になります。バトル要素よりも旅路での出会いや別れに重点が置かれていて、読後感がとても暖かくて好きな作品です。次巻も楽しみ!

評価:5点

ちび龍の仕草がとにかく可愛くて癒やされる!主人公が龍の親代わりみたいになって悪戦苦闘しつつも、危険な時にはお互いを全力で守り合う関係性がてぇてぇです。旅先での美味しいご飯の描写も最高!

評価:5点

昨今のなろう系やチート無双に逆行するような、重厚で王道なハイファンタジーの系譜。2巻では世界観の広がりがさらに描写され、異なる種族間の歴史や文化の違いが旅路を通して丁寧に描き出されている。主人公と相棒の龍が言葉を超えた絆で結ばれていく過程は、良質なファンタジー文学としての風格すら漂っている。