何かの家(1)

シリーズ:何かの家

著者:静月遠火

ISBN:9784049157758

その家には約束事がある。それは“決して一人で入ってはいけない”ということーー。  大学生の冬馬が夏休みに実家に帰省すると、父親から民俗学を学ぶ学生・雪穂のフィールドワークのためにある場所への案内役を頼まれる。そこは例の約束事がある家だった。目的地に向かう道中、雪穂は不思議な話をする。曰く、例の家には必ず誰か一人が囚われて、次の人が来ない限り永遠に出られなくなってしまう、というもので……。  --これは、家にまつわるひと夏の物語。 一章 夏の自殺 二章 秋の冒険 閑話 僕と白乃のなれそめの話 三章 冬の思い出 閑話 僕と白乃のなれそめの話2 四章 雨の変転 五章 春の逡巡 六章 誰そ彼 七章 彼は誰