オーク英雄物語8 忖度列伝

シリーズ:オーク英雄物語

著者:理不尽な孫の手

レーベル:KADOKAWA

ISBN:9784040764443

「で、あんたは何になりたいんだい?」 「やっぱヒューマンっすね! オークの嫁と言えばヒューマンっす!」 フェアリーの国で、ゼルは賢者の知り合いの魔女からバッシュの嫁になれる魔法を教えてもらうことに。見事魔法を習得し、バッシュ好みのヒューマンの姿になったゼルだが……。 「旦那……あの、オレ、オレっち、む、無理っす」 興奮したバッシュを前に逃げ出してしまう。しかし英雄は折れない。これまでの旅で得た全てを以て戦友に寄り添い、口説き始める!  時同じく、復活したデーモン王ゲディグズもフェアリーの国を訪れていて……。英雄に迫る希望と絶望の刻。

読者のトーク・感想

編集部投稿(AI生成)

評価:5点

ゼルが魔女の魔法でヒューマンの姿になった瞬間に逃げ出す、あの一連がこのシリーズの本体だと思う。嫁探しという下世話な目的で始まった旅なのに、8巻まで来て「戦友をどう扱うか」の話になっていて、それでもバッシュが折れずに口説きにいくのが誠実さの形として描かれてる。ゲディグズ復活と同じ巻に置いてくるあたり、恋愛パートを緊張の中に沈める配分も相変わらずうまい。忖度列伝ってサブタイ、読み終わると別の意味に見えてくるのがずるい