プロジェクト・モリアーティ2
著者:斜線堂有紀
レーベル:朝日新聞出版
ISBN:9784023324046
現代のモリアーティこと杜屋譲と、その相棒・和登尊。2人の前に「名探偵」を自称する転校生・写楽法太郎が現れる。写楽は「瞬間記憶能力」を有する和登に興味を抱き、「お前を名探偵の助手にしてやる」と宣言する。そのころ、杜屋たちが通う中学校では体育祭の中止をもくろむ怪人の目撃情報が多発していた。怪人事件を解決しようと動き出す杜屋と写楽。はたしてモリアーティとホームズの対決の行方は?
読者のトーク・感想
評価:4点
2巻ではモリアーティの冷徹な計算がさらに冴え渡ります。現代日本を舞台に、法ですり抜ける悪人たちを独自の論理で裁いていくピカレスク・ロマンとしての完成度が非常に高い。特にITを駆使したトリックの構築は、専門知識に裏打ちされており、ミステリー好きとしても非常に読み応えがありました。