Missing3 首くくりの物語〈上〉

著者:甲田 学人

レーベル:KADOKAWA

ISBN:9784049134605

日下部稜子が図書館で借りた本の中に、『禁帯出』のスタンプが押された身に覚えのない一冊が混じっていた。  その書物の名は『奈良梨取考』。  それを代わりに返すと持っていった稜子の姉が不自然な首吊りを行い、命を落とす。  突如、起きてしまった不可解な事件。しかし、それは惨劇の始まりでしかなかった。  空目たちは、読んでしまった者を“首くくり”へと誘う昔話に巻き込まれていくーー  鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作、第3弾。新装版限定書き下ろし掌編付き。

読者のトーク・感想

評価:5点

座敷童という概念の扱い方が徹底していて、深町零の行動原理と見事に連動しています。仲間と力を合わせて怪異に立ち向かう勇気の観点から見ると作者の意図が透けて見えてくる。

評価:3点

深町零の見せ場として座敷童や鬼との対峙は機能していましたが、座敷童の設定と噛み合っていない箇所がありました。日常に潜む恐怖の体験の活かし方にもう一工夫ほしい。

評価:4点

牧野由宇の見せ場として文学部の仲間との調査は機能していましたが、首くくりの設定と噛み合っていない箇所がありました。日常に潜む恐怖の体験の活かし方にもう一工夫ほしい。

評価:5点

世界観の構築が丁寧で読みやすい作品。ギャグセンスを軸にした展開が自然で、ページをめくる手が止まりませんでした。

評価:3点

文学部という概念の扱い方が徹底していて、深町零の行動原理と見事に連動しています。日常に潜む恐怖の体験の観点から見ると作者の意図が透けて見えてくる。