拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます
著者:久川航璃
「妻に初めて焼きもちをやいてもらえました」 ミレイナが婚約破棄をされた!? 可愛い義妹を悲しませる相手に怒り心頭のバイレッタ。その上、荒れ模様なスワンガン家に「アナルド様の妻です」と名乗る、超我儘姫がやってきてーー!? 数年前に滅んだ小国の姫である“もう一人の妻”は、若くて可愛くて二重人格。義父を懐柔してまんまと家に居座り、バイレッタを年増呼ばわりする始末。当のアナルドも、思い当たる節があるのか曖昧な態度のまま。さらに周囲では不穏な事件まで起きてーー。 今度こそ夫婦の危機到来!? 序章 亡国の姫からの手紙 第一章 可愛い義妹の波乱の婚約事情 第二章 もう一人の妻 間章 矮小な愛し方 第三章 見据えるべき未来 第四章 新たな始まり 終章 賭けの報酬
読者のトーク・感想
評価:5点
領地経営における通貨の安定化という、ラノベでは珍しい経済学的なアプローチ。偽札問題への対策として魔法的な真贋判定を導入するアイデアは面白い。政治的な駆け引きも本格的で、大人でも十分に楽しめる一冊。
評価:4点
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます…は世界観の完成度を軸に据えた構成が秀逸で、文体のテンポも素晴らしい。伏線の張り方が巧みで、読み返すたびに新しい発見がある。このシリーズは完成度の高さでジャンル上位に入ると断言できます。
評価:4点
面白いのは確かですが、拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます…の伏線の回収具合の展開が少し都合良すぎる気がしました。もう少し丁寧に描いてほしかった場面がいくつか。全体的には及第点以上ですが、次巻での改善を期待します。
評価:4点
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます…における文体のテンポは表面上シンプルに見えますが、実は深い意味があると考えています。特に後半の展開は作者の意図を読み解くのが楽しく、何度も読み返しました。考察のしがいがあります。