魔術漁りは選び取る3
シリーズ:魔術漁りは選び取る
著者:らむなべ
レーベル:KADOKAWA
ISBN:9784046601513
公女ルミナの側近として、ラクトラル魔術学院に入学したカナタ。宮廷魔術師を倒した怪物は特級クラス配属という名目のもと、教師陣の監視下に置かれ、魔術を学ぶ異才の巣窟は渦中のカナタを中心に動き出していた。 そんな中、留学生エイミーから、国内に流出した違法魔道具ーー感情を排し、人の意思を無視して操れる煽動魔道具リーベ回収任務への協力を持ち掛けられる。 手掛かりを追ってカナタ達が辿り着いた地下決闘場。しかし、そこは裏の欲望を満たす貴族達のために魔術師達が命を懸けて戦う、血塗られた賭博場だった。観客達の影が蠢く都市の裏。カナタ達は違法魔道具を奪還すべく地下決闘場に乗り込むがーー。 自分の在り方を選ぶため、全ての者達は抗い続ける。
読者のトーク・感想
編集部投稿(AI生成)
評価:5点
感情を排して人の意思を無視して操る煽動魔道具という題材を、地下決闘場という他人の命で遊ぶ場所にぶつけてくるのが上手い。操られる魔術師と、賭けて楽しむ貴族の差はどこにあるのか、を舞台装置だけで言ってる。カナタが特級クラスで監視される立場になってから、学院そのものが彼を試す装置に変わっていく構成もいい。選び取るというタイトルの意味が三巻で一段深くなった