忘却聖女
著者:守野伊音
ある日、世界は“私”を忘れた追放された聖女は、ささやかな幸せを取り戻すために再び聖女に返り咲く “聖女”--それはアデウス国の象徴であり、神の代弁者。歴代随一の治癒と浄化の力をもつ第十三代聖女マリヴェルはある日、目を覚ますと周囲の人間から綺麗さっぱり忘れ去られていた。聖女を騙った冒涜者として神殿から追放されたマリヴェルは全てを失いスラムに流れ着くがただ一人、聖女を忘れていなかった神官と再会し再び聖女の座を目指して選定の儀式へ参加することに。ところが、マリヴェルに敵意をもつ何者かの影響か彼女の選定儀式はトラブル続きで……。これは力強くも健気、泥臭くも美しい聖女マリヴェルが、ささやかな幸せを取り戻すために奮闘する物語。
読者のトーク・感想
評価:5点
忘却聖女の溺愛ルートの甘さには作者の研究と情熱が感じられます。ライトノベルとして娯楽性も高いのに、キャラクターの内面描写が深い。こういった作品がもっと評価されるべきだと思います。
評価:2点
婚約破棄後の展開の設定は面白いのに、忘却聖女では活かしきれていない部分が惜しい。ポテンシャルを感じるだけに、もったいないなあと思ってしまいます。来巻に期待しつつ星3です。
評価:5点
ついに完結。失われた記憶と「聖女」という役割の残酷な真実が明かされる最終巻は、涙なしには読めませんでした。第1巻からの伏線が完璧に回収され、なぜ彼女が忘却を選んだのか、その愛の深さに震えました。ライトノベルとして非常に高い完成度でまとめられた名作だと思います。読了後の余韻が凄いです。
評価:3点
忘却聖女、面白すぎて電車で乗り過ごしそうになりました(笑)。逆転劇の爽快感のシーンは特に引き込まれました。普段あまりラノベ読まないのですが、こういう作品に出会えて嬉しいです。