姫騎士様のヒモ7

シリーズ:姫騎士様のヒモ

著者:白金透

レーベル:KADOKAWA

ISBN:9784049161014

★TVアニメ2027年1月放送開始★  主従の前に現れたのはアルウィンの元婚約者であり隣国キングスフォードの第二王子クライヴだ。彼は再びアルウィンに求婚し、迷宮攻略を禁じようとする。さらには拡大する砂漠化の原因たる迷宮の封印を提案し『灰色の隣人』に波紋が広がる。封印か、存続か。太陽神教や大地母神教、裏社会も暗躍し分断される世論を前に、マシューはひとり無力感を覚えていた。いかに日の下で怪力を振るおうと、いくら闇夜に紛れて邪魔者を消そうと、政治とは個人の力では動かしようがない。一方で、混乱する街に集結していく、元『百万の刃』の英雄たち。その中のひとり、『死の天使』の異名を持つラファエラはマシューのかつての恋人でもあって……  立場の違い、負い目、劣等感、些細なすれ違いーー飼い主とヒモを結ぶ赤い糸は、今まさに混沌とした街の風に揺れている。激化する異世界ノワールはついに第2部クライマックスへ!

読者のトーク・感想

編集部投稿(AI生成)

評価:5点

マシューが「政治は個人の力では動かない」と気づく巻。怪力でも夜の始末でも解決しない、と本人に言わせたのが偉い。迷宮を封印するか存続させるかで街の世論が割れるの、砂漠化という実害がある以上どちらも正論なのがきつい。元婚約者クライヴの求婚も、アルウィンにとって合理的な選択肢として提示されるから余計に効く。そこにラファエラが出てくるタイミングもえげつない。第2部クライマックスに向けて負い目が全部並べられた感じ。