AI家族
シリーズ:星海社FICTIONS
著者:渡辺浩弐
レーベル:講談社
ISBN:9784065443811
AIが家族に取って代わる…… もうすぐあなたに起こる話、かもしれません。 恋人とのデート、家族と過ごすお正月、そして将来の子供…… 日常生活に入りこんできたAIは希望か? それとも? 『ずっとこのママで』 妻を亡くした夫がバーチャルお母さんAIを導入するが 『自分ロイド』 引きこもりに送られたのは自分そっくりのロボット 『ボクボク詐欺』 家族そっくりのロボットが送りつけられる 『スウィートホーム』 老人に逃げ場がない理由とは この話は将来起こらないと否定できるのか……!? 渡辺浩弐が描く私たちの将来に警鐘を鳴らすAIホラー12篇が結集!
読者のトーク・感想
評価:5点
「ずっとこのママで」が一番きつかった。妻を亡くした夫がお母さんAIを入れる、その判断自体は責められないように書いてあって、その責められなさが怖い。家族そっくりのロボットが送りつけられる「ボクボク詐欺」もそうだけど、この人の短編は技術の暴走じゃなく、人間が便利さに合意していく手順のほうを描くから逃げ道がない。12篇あるので当たり外れはあるけど、老人ホームの「スウィートホーム」まで来ると笑えなくなる。