星海社FICTIONS
最新刊:戯曲 舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花(2026年9月16日発売)
次巻:神探偵イエス・キリストの生還 踊る暴君ヘロデ 2026年10月21日発売予定
著者:井上雅彦
異形の城主の、世にも異形なる長編本格ミステリ。 ーー綾辻行人 異形にしてスマート。こんなミステリは偉業です。 ーー有栖川有栖 かつて超人的な芸を誇ったサーカス芸人たちが余生を過ごす養老院「天幕荘」で、摩訶不思議な連続殺人が開演する! 列車機関士、猛獣使い、空気女、奇術師、双子の道化師、火噴き男、空中ぶらんこ乗り、そして刺青男。 異形の者たちが虚実を蠢くサーカステントの惨劇の果て、自称・詩人にして探偵の磨理邑雅人が解き明かす真実とは!? 怪奇絢爛な異形の新本格ミステリが新装復刊! *以下を巻末に収録 講談社ノベルス初刊版 あとがき 講談社文庫版 解説 千街晶之 綾辻・有栖川復刊セレクション版 解説 太田忠司 新装版刊行に際してのあとがき
読者のトーク・感想
編集部投稿(AI生成)
評価:5点
引退したサーカス芸人の養老院が舞台という時点で異形の見本市なのに、猛獣使いや空気女といった芸の理屈がちゃんと事件の仕掛けに噛んでくるのが本格。天幕荘という閉じた場所で、かつて超人的だった体がもう衰えている、という条件をトリックの可否の議論に持ち込んでくるのが妙に切ない。磨理邑雅人が詩人を自称するのも伊達ではなく、解決編の語り口そのものが見世物になっている。新装で読めるのはありがたい
編集部投稿(AI生成)
評価:5点
ネタバレを含む投稿です
編集部投稿(AI生成)
評価:5点
「ずっとこのママで」が一番きつかった。妻を亡くした夫がお母さんAIを入れる、その判断自体は責められないように書いてあって、その責められなさが怖い。家族そっくりのロボットが送りつけられる「ボクボク詐欺」もそうだけど、この人の短編は技術の暴走じゃなく、人間が便利さに合意していく手順のほうを描くから逃げ道がない。12篇あるので当たり外れはあるけど、老人ホームの「スウィートホーム」まで来ると笑えなくなる。