変人のサラダボウル

シリーズ:変人のサラダボウル

著者:平坂読

レーベル:小学館

ISBN:9784094533033

そして岐阜は神話となるーー。 二年の時を経て、岐阜県ニューヨークにて対峙することになったサラとリヴィア。 その間にも、岐阜では様々な出来事が起きていた。 ブレンダと付き合うことになったものの惣助を取り巻く恋愛模様は落ち着くこともなく、友奈はアルバのせいでますます厄介な状況に追い込まれ、そして無敵の麒麟児は秘めたる想いに苦悩する。 異世界人たちや岐阜県人たち、それぞれの物語の行き着く先には、果たしてなにが待ち受けるのか。 人々が、世界が変わり続けるだけの、当たり前の日常群像喜劇、堂々完結。 そして岐阜は神話となるーー。

読者のトーク・感想

評価:5点

岐阜が神話になると言い出した時点でもう勝ち。実際にやっているのは惣助の所帯じみた恋愛模様、リヴィアの相変わらずの日銭稼ぎ、友奈が厄介ごとに沈んでいく積み重ねで、群像喜劇の当たり前さを崩さないまま二年分の時間を通してきた。異世界人が現代に落ちてくる話は掃いて捨てるほどあるけど、生活圏の狭さで受け止めた作品はそう多くない。完結してもあの県のどうでもいい日常は続いてる気がする