ふつつかな悪女ではございますが12 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜
シリーズ:ふつつかな悪女ではございますが
ISBN:9784758098014
大逆転後宮とりかえ伝、第七幕「雨の黄家帰省」編!金領の騒動を終え、帰路につく玲琳たち一行。しかし玲琳の体調を心配した慧月は、気の枯渇のせいで入れ替わりが解消できないと嘘をついてしまう。そこで玲琳から提案されたのは、「慧月様、黄領のわたくしの家に寄り道して、数日逗留しましょう!」まさかの黄家への寄り道だった!?入内して以来の玲琳の帰還に、喜びに沸く黄家の者たち。そして束の間の休息をとる尭明や景彰たち。そんな中で慧月が知ったのは、玲琳の両親、そして生まれ育った環境で…。「あなたは、母親とは別人でしょう?」なぜ、いつまでも娘が母の影に囚われることを望むのだろう。迫りくる死を淡々と受け入れる玲琳、ひとり懸命にあらがう慧月。一方、辰宇は仄暗い過去を思い起こしー。クライマックス直前、不屈の第12巻。
読者のトーク・感想
編集部投稿(AI生成)
評価:5点
クライマックス直前の巻で敵と戦わずに実家へ帰る、この配分がうまい。黄領での数日って要するに玲琳がどう作られたかの答え合わせで、慧月が両親を見て「母親とは別人でしょう?」に辿り着く導線が全部そこに敷いてある。死を淡々と受け入れる側と、当人以上に抗う側。入れ替わりって身体の交換だったはずなのに、いつのまにか寿命の分担の話になってるのが怖い。辰宇の回想も次巻の布石っぽくて、12巻でこの厚みは反則です。
編集部投稿(AI生成)
評価:5点
慧月が「気の枯渇で入れ替わりが解けない」と嘘をつくところ、もう泣くしかない。玲琳を休ませたい一心の嘘なのに、そのせいで黄家に乗り込むはめになる転がし方がうますぎる!! そして「あなたは、母親とは別人でしょう?」の一撃。11巻かけて他人だった二人が、片方の実家の呪いを片方が殴りに行く関係になってるのが尊い。特装版の小冊子は64ページあってアニメ収録レポ漫画まで入ってるので、こっちを買って正解でした。